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植物寄生線虫。
自然の植物にはあまり見ることのない線虫被害が、圃場では多発して大きな被害をもたらす。
なぜなのか・・・。
病害菌のみでなく、線虫にも、枯れ落ち葉、植物死骸を分解する木材腐朽菌が
大きく関与している。
木材腐朽菌の中には線虫を捕食して窒素を調達している菌も発見されている。
MOG-A菌が生息している「ペレポスト」で多様な作物、植物を栽培している圃場、鉢では、
多様な植物、作物を10年にわたって栽培してきたが、線虫の被害が・・・ゼンゼン発生していない。
これは何を意味しているのか・・・。
単一作物の連作圃場では、線虫は大発生する。
このことは、線虫の繁殖に人間の行為が深く関わっていることを示唆している。
有機農法を行っている土壌圃場でも発生する。
ということは、有機農法で使用している「菌」では、線虫を抑止できないということである。
連作障害には線虫によるものもある。
しかし、「連作障害」という農業用語は・・・あくまでも農業における言葉である。
こんなものが自然にあるなら、多年草植物は地球で生存できないことになる。
多年草植物は芽生えた場所で10年も1000年も生きなければならなない。
連作なんていう年月ではない。
それでも・・・多年草草本植物も樹木も生き続けている。
畑と自然の地表の違いである。
何処が違うのか????
自生地にあって圃場にないものを探せばよい!
それは、枯れ落ち葉、木材腐朽菌による「炭素循環」システムである。
地球の陸生植物は・・・枯れ落ち葉の中に自生する!
作物の基になったものは、全て元は野生の植物である。
近代農業は、自然界ら乖離した栽培が「進歩」という・・・科学の思い上がりで行われてきた。
悪いことするものは「殺す」ということで作物を栽培してきた。
そういうことで、MOG-A1菌、SmartMax GreatRay溶液散布で、線虫の繁殖を調査する。
MOG-A1菌による自然生態系線虫抑止法の構築を目標。
メロンの根コブ線虫に寄生された根
MOG-A1菌による線虫抑止法
suma-o siken 292